会社情報
一般財団法人
丘のまちびえい活性化協会
〒071-0208 北海道上川郡美瑛町本町1丁目5番8号
  • TEL:0166-92-5677
  • FAX:0166-73-5686

私たち「丘のまちびえい活性化協会」は、平成24年10月に設立され、美瑛の全ての人・産業・地域社会に貢献する組織であり、さまざまな事業を通して、地域活性化を図ることを目指しています。
主な事業は、美瑛の魅力の発掘、地域ブランディング、6次産業化支援、商品開発支援、事業家支援、情報発信、国際観光交流、公共施設運営など多岐に渡り、町民の皆さまや関係機関と連携しながら取り組んでいます。
これらの事業を通し、「日本で最も美しい村」の一つとして、いつまでも「Bieitiful(ビエイティフル)」なまちであり続けることを目指しています。

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美瑛町のこと

十勝岳連峰の雄大な自然と人の営みが織りなす
美しい丘の農業景観が美瑛の誇りです

美瑛の歴史

美瑛町の背景に広がる雄大な十勝岳連峰は、およそ200万年前の火山活動によって、現在の山容ができたとされています。その後もくり返される火山活動によって降り積もった火山灰の大地が雨や風に浸食されることによって、独特な丘陵地形が形成されました。
1894年に未開の地であったこの地に初めて開拓者たちが入植しました。決して農業に適した土地ではありませんでしたが、開拓者たちはその厳しい環境の中、沢沿いの狭い土地に張り付くように家を建て、傾斜地を一つひとつ耕していきました。その営みは、噴火を繰り返す十勝岳との闘いの歴史でもありました。こうした挑戦こそが、現在の得も言われぬ美しい農業景観を創りだす土台となったのです。

美瑛の農産物

北海道の中央部、大雪山国立公園十勝岳連峰の山麓に広がる美瑛町は、典型的な内陸性気候で1日の寒暖の差が激しいため、とりわけ甘味が強く美味しい農作物が育ちます。また、十勝岳の噴火によって堆積した火山灰を多く含む土壌や傾斜地を利用した畑は、水はけが良く、野菜の栽培に適した土地です。
現在では小麦、ビート、じゃがいも、豆類等を中心とした輪作体系が広く取り入れられていますが、その他の農作物としてスイートコーン、アスパラ、トマトなど、さまざまな種類の野菜を育てることができるのもこの土地の特徴のひとつです。

美瑛の丘

さまざまな農作物の彩が織りなすパッチワーク模様。3000枚もの四角い畑が広がる丘には夏にはじゃがいもの花が丘一面に咲きほこり、秋には小麦が黄金色に輝き、緑肥のキカラシやヒマワリは畑一面に黄色いじゅうたんのように広がります。同じ作物を続けて作らない輪作体系により、毎年異なる彩が丘をより魅力的に演出しています。
その美しく耕された畑の連なりには、傾斜地ならではの工夫が数多く隠れています。作物の苗をうねりのある畑に対して真っ直ぐに植えたり、トラクターに重りを付けて傾斜に逆らいながら耕すなど、農家のさまざまな知恵と苦労によってこの美しい農業景観が創られているのです。

美瑛町の北海道

北海道という地にあって美瑛町の特別な魅力とは何だろう?
私たちの答え、それは “美瑛町という町の存在そのもの” というシンプルなものでした。

美瑛町にはどんな北海道があるのだろう?
その問いに私たちは、 “純粋で居心地の良い北海道” 、 “上質な時間を過ごす北海道” 、
“自然と農家の叡智を感じる北海道” がありますとお答えします。

自然と農家が長い年月をかけて生み出した作品としての美瑛という町は、
地理的にも北海道の中心ですが、北海道の “原価値” を留める
象徴的な場所でありたいと願っています。