美瑛町農業協同組合 JAびえい
販売部担当

栢木 貴志さん

かやき たかし/美瑛出身、実家は農家。販売部の前は「美瑛選果」で野菜の仕入れを担当していた美瑛の農産物のスペシャリスト。美瑛のお気に入りの風景は、買い付けなどで畑に入る時に見る畑の中からの眺め。

味覚で味わう美瑛。
一粒口に入れれば
舌の上に広がる丘の風景。

素材の旨味を最大限に活かす製法

『美瑛選果』外観

丘の畑の作物をそのままもいで食べているような「美瑛選果」のフリーズドライ食品。なかでも人気の「焼きとうきび」、「とうきび」、「あずき」、「ダイスミルク」の4種がビエイティフルに認定されています。フリーズドライ製法とは原料に含まれる水分を昇華させる技術です。原料(冷凍)が含む水分を液体化の過程を飛ばし、じっくりと気化させることで栄養価はそのままに素材本来の旨味が凝縮されます。約27年前に開発を手がけた当時の担当者は、生と濃縮後の味の違いを考慮して味付けの設計をするため「焼きとうきび」のレシピ考案には苦労したそうです。現在もそのレシピは忠実に守られています。「ダイスミルク」も、手作業で製造されており、火からあげるタイミングなど製造にあたってコツがあり、担当できるのは2名の熟練作業員のみなのだとか。

お子様に素材のおいしさを再発見してほしい

美瑛の農家に生まれ育った栢木さんは、「農家を応援することで地元を元気にしたい」と語ります。以前は「美瑛選果」の店舗※1の農作物仕入れを担当。培った農家との関係は何よりの財産で、現職でも大いに役立っています。

また、3児の父でもある栢木さんは、「商品をお子様を持つ親御さんに薦めたい」と語ります。舌の早期教育が後の健康にとっても重要だからです。「あずき」は、小豆そのままを食べる機会のない子どもが、素材そのものの上品な甘みに驚いて大好評との声を聞きます。店舗では大々的に試食を行っているので注文が殺到し、現場は生産が追いつきません。そんなこだわりの商品だから、一粒一粒、丁寧に食べたくなります。

※1 店舗 美瑛選果:美瑛駅から徒歩10分の場所にある、平成19年にオープンしたアンテナショップ。JAびえいが旬の新鮮農産物や加工品を販売している。

関連情報

美瑛選果

住所
〒071-0204 北海道上川郡美瑛町大町2丁目
TEL
0166-92-4400
Webサイト
http://bieisenka.jp/

製造:美瑛町農業協同組合(JAびえい)

住所
〒071-0207 北海道上川郡美瑛町中町2-6-32
TEL
0166-92-2111

認定商品